ホ
タ ル |

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役
名 |
配 役 |
役
名 |
配
役 |
| 山岡秀治 |
高倉 健 |
山岡知子 |
田中裕子 |
| 竹本 |
夏八木 勲 |
藤枝真実 |
水橋貴己 |
| 金山文隆 |
小澤征悦 |
山岡 |
高杉瑞穂 |
| 藤枝 |
今井淑未 |
知子 |
笛木夕子 |
| 大塚久子 |
小林綾子 |
中嶋 |
中井貴一 |
| 鉄男 |
原田龍ニ |
山崎 |
石橋蓮司 |
| 山本富子 |
奈良岡朋子 |
藤枝洋二 |
井川比佐志 |
| 緒形成文 |
小林稔侍 |
村の長老 |
高 雪峰 |
キム・ソンジェの
叔母 |
田 淑 |
キム・ユンジュン |
朴 雄 |
| キム・ヨンギル |
朴 世範 |
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予告編 3.6M |
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Quick
Time p |
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朝日に映える桜島を背に、漁船の上で黙々とカンパチの生簀に餌を撒き続ける男と、その姿を操舵室から見守る女がいた。男の名は山岡秀治、女は妻の知子。腎臓を患い透析を続けている知子のために、山岡は沖合いでの漁をやめ養殖をはじめる。二人を乗せた漁船「とも丸」は、子供がいない夫婦が我が子のように大切にしている船だった。
激動の「昭和」が終わり「平成」の世が始まったある日、藤枝という男が青森の冬山で亡くなったという知らせに山岡は愕然とする。山岡と藤枝はともに特攻隊の生き残りだった。昭和という時代の後を追い厳寒の雪山を独り歩む藤枝の姿が浮かび、山岡は唇をかみしめる。わずか一月前、故郷の青森から孫娘の真実を連れてはるばる鹿児島の知覧へ来たが、山岡とは会わぬまま帰途についた藤枝。毎年冬になると美味しい林檎を送ってくれたあの男がなぜ…友の想いを痛いほど知っている山岡だったが、それでもそう問いかけずにはいられなかった。 |
山岡が二十二歳の初夏。この鹿児島湾から幾つもの若く尊い命が、重い爆弾を抱えて飛び立った。永遠に帰れない片道飛行。しかし山岡や藤枝のように、役目を果たせず様々な想いを抱えたまま帰ってくる命もあった。そしてそんな命の数々を見つめ続けた人物がいた。山本富子…若者達から”知覧の母“と慕われた女性である。
四十数年後、山岡は富子からある頼みを受ける。体の自由が利かなくなった自分に代わって韓国へ行ってほしい―南の海に散っていった戦友・金山少尉の故郷が韓国だった。本名はキム・ソンジェ。知子の初恋の相手で、結婚を約束した男である…富子は山岡に、金山の遺品である故郷のお面飾りのついた財布を手渡す。そして山岡は、金山からもう一つ大切なものを預かっていた。許婚だった知子への最期の言葉…特攻が特攻に託した伝わるはずのなかったあの日の言葉は、今もまだ山岡の胸の奥にあるのだった… |
| 容態が次第に悪化していた知子が、身の回りをすべて整理してあるのを知り立ち尽くす山岡。その山岡に宛てて藤枝が書いていたノートを、遥々届けに来た孫娘の真実。飛び立つ直前に見せた金山の笑顔…幾つもの人々の想いが、山岡の背を押していた。いつしか山岡の心には男として、夫として、二十世紀を生き抜いた人として、ひとつの決意が芽生えていた。 |
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